カテゴリー: ダイエット

  • 【飲んでみた感想】マイプロテインのマンゴー味はおいしい?おいしくない?

    【飲んでみた感想】マイプロテインのマンゴー味はおいしい?おいしくない?

    みなさん、こんにちは!みのっちです。
    今回はマイプロテインさんのマンゴー味を購入して飲んでみたので、レビュー記事として正直な感想をお伝えしていきたいと思います。
    マイプロテインの購入をご検討の方は、ぜひ参考にしてみてくださいねー。


    ↑ 商品パッケージはこんな感じです。
    以前は、青色っぽい水色っぽいデザインでしたが、オレンジのラインのデザインに変更になっております。
    ちなみに、今回は1kgのプロテインを購入しました。←2.5kgの商品もありますが、初めて買う味だったので少なめにしました。笑


    ↑ 中身の粉はこんな感じです。少し分かりにくいですが、クリーム色にすこ~しオレンジがかってるような見た目です。
    とくにこれといって、他のプロテインと見た目はなにも変わりません。

    付属のスプーン1杯分でタンパク質が約22g摂取することができます。これを250mlの水または牛乳で割って飲むと記載されていますが、今回僕は、300mlの水に溶かして飲んでいます。(※ 若干ダマになりやすいので、少し長めにシェイクした方がよさそうです)

    飲んでみた感想


    味は、結論から言うと「まぁまぁ…飲めるかな?」っていうのが正直な感想です。笑
    マズイわけではなく、どちらかというと美味しい寄りの味です。マンゴーの風味はあるけど、さわやかマンゴー味というより、マンゴー味にクリームを足した感じの飲み物という印象です。
    以前飲んでたナチュラルストロベリー味に比べると、まだマンゴー味の方が個人的にはおいしくて飲みやすいです。

    海外製品によくあることなんですが、思ったよりも結構甘いんですよね。最初は記載どおり250mlの水に溶かして飲んでみたんですが、かなり濃厚で僕には甘すぎるくらいでした。
    なので300mlの水に溶かして飲んでるんですが、正直350mlで溶かしてもいいかな?とも思ってるくらいです。

    なので、甘いのが苦手な方には厳しいかもしれませんし、プロテイン独特の風味が専ら苦手な方にもおすすめできないかもしれません。
    しかし、プロテインの中でもおいしい方だと思うので、気になってる方は一度チャレンジしてみるのもありだと思います。

    マンゴー味(1kg)


    マンゴー味は売り切れになっている場合が多いので、ご検討中の方はお早めに。マイプロテイン公式サイトからのご購入も可能ですが、公式サイトではフレーバーが「マンゴー&ココナッツ&グレープフルーツ」に変更されています。おそらくマンゴー単体の味はないかもです。



    その他にも、マイプロテインさんは60種類以上のフレーバーがあり、この種類の多さと値段のコスパがかなり良いです。
    イギリスメーカーのため公式サイトからご購入の方は、商品到着まで多少時間がかかりそうなので早めのご購入がおすすめです。


    以上、みのっちでした。

  • ホエイプロテインのWPCとWPIの違いについて

    ホエイプロテインのWPCとWPIの違いについて

    みなさん、こんにちは!みのっちです。
    今回はプロテインについてのお話をしようと思います。

    プロテインといえば、ガチガチに筋トレをしている人が飲むというイメージが強いかもしれませんが、そんなことはなく誰でも飲むことによってメリットはあるんです。

    そして、プロテインにはホエイ・カゼイン・ソイの3種類があり、その中でもホエイプロテインにはWPCとWPIの2種類があり、その違いについて簡単に解説していきます。

    ホエイプロテインって?

    ホエイプロテインは牛乳由来のタンパク質のこと。ホエイは動物性のタンパク質であり、牛乳からヨーグルトやチーズなどの固形食品を製造する際に出る上澄み液(ホエイ/乳清)を原料とするプロテイン。

    特 徴
    1. 吸収速度が速い
    2. 必須アミノ酸やBCAAを多く含んでいる
    3. 筋たんぱく合成の促進
    4. 脂肪燃焼のサポート


    しっかりした筋肉をつけたい人や、ボディーメイクをしたい人には最適なんです。
    また、吸収の速さと筋肉の成長に必要な栄養成分が入ってるため、筋トレや運動習慣がある人は筋肉の疲労回復や傷ついた筋肉の回復などにも効果的です。

    WPCとWPIの違い

    ホエイプロテインにはWPCとWPIという2種類があり、いわゆる製造方法の違いによるものです。

    WPCとは

    WPCは「Whey Protein Concentrate:ホエイプロテインコンセントレート」の略で、日本語にすると「濃縮乳清タンパク質」のホエイプロテイン。

    乳清をろ過するためにフィルターを膜処理した後に出来る液体を凝縮し、その液体を乾燥させたのがWPCとなる。

    特 徴
    1. タンパク質含有量は約80%
    2. 不純物(脂質、炭水化物など)が多い
    3. 吸収が速い
    4. カロリーはやや高め
    5. 乳糖がやや多い
    6. 値段が安い


    液体をぎゅっと凝縮してるので不純物が多いプロテインですが、プロテインの性能を発揮するにはこの不純物も未加工の状態である方がいいとも言われている。

    WPIとは

    WPIとは「Whey Protein Isolate:ホエイプロテインアイソレート」の略で、日本語にすると「分離乳清タンパク質」のホエイプロテイン。

    クロスフローミクロフィルタレーションという製法で、この方法によりタンパク質を脂質や炭水化物から分離でき、よりタンパク質濃度の高い製品となる。

    特 徴
    1. タンパク質含有量は約90%
    2. 不純物(脂質、炭水化物など)が少ない
    3. 吸収が速い
    4. カロリーが低い
    5. 乳糖が低い
    6. 値段がやや高め


    何回もフィルタリングされWPCよりもさらなる処理過程を経ているため、とても純度の高いタンパク質を含んでいるのがWPIとなる。

    どちらを選ぶべきか?

    とはいえ、WPCとWPIのどっちを買ったらいいの?と思いますよね。前述した2種類の特徴を踏まえて、簡単にご説明しますね。

    増量か減量か

    WPCはWPIに比べて不純物が多く、その分カロリーもやや高め。よって、しっかり筋肉をつけて体を大きくしたい人はWPCがおすすめです。

    一方、WPIはタンパク質と脂質や炭水化物などの不純物を分離しているため、筋肉はつけたいが余分な脂肪などはなるべく増やしたくない人におすすめ。
    ローファットローカーボなど、ダイエットや減量したい人はWPIを選ぶといいでしょう。

    身体の相性

    ホエイプロテインの最大といっても過言ではないほどの敵といえば、お腹が緩くなる(下痢になる)ことでしょう。
    これは、ホエイプロテインに含まれる乳糖を体内で消化・分解できなくて起こる生理現象で、いわゆる「乳糖不耐症」と言われます。

    WPIのホエイプロテインであれば、乳糖の含有量が大幅に低くなるため、WPCホエイプロテインだとどうしてもお腹が緩くなる人は、WPIを選ぶといいでしょう。

    価格の違い

    WPCよりもWPIの方が処理過程の多さから質の高いタンパク質が作られるが、その反面、手間が増えているため販売価格もやや高め。
    どんな物でも、時間・手間・コストがかかった質の高い製品は、価格も高めになるのは当然ですよね。

    プロテインは定期的に摂取するものですからね。みなさんのお財布事情を考慮して、長期的に考えて選ぶといいでしょう。

    その他・まとめ

    ホエイプロテイン自体が吸収が速いプロテインですが、どちらかというとWPIの方が吸収速度は速い。
    そしてWPIの方がタンパク質含有量が約90%でWPCよりも高い。

    とはいえ、WPCでも十分に効果を発揮することができるため、個人的には値段も安いWPCホエイプロテインでもいいのではないかと思います。
    ただ、前述したようにお腹が緩くなる人に関しては、WPIにせざるを得ないのかなと思います。

    あとは、この2種類の特徴を考慮した上で、みなさんがどこまで何をこだわるかで選ぶといいのではないでしょうか。
    自分が飲み続けることができるプロテインを見つけることで、自分の理想の体型に一歩近づくことができますよ。



    以上、みのっちでした。

  • 【感想】オイコスから発売された”プロテイン”を実際に飲んでみた

    【感想】オイコスから発売された”プロテイン”を実際に飲んでみた

    みなさん、こんにちは!みのっちです。
    今回はオイコスから4月から新登場した”飲むオイコス”のレビュー記事として、みなさんにご紹介したいと思います。

    オイコスといえば、有名なのが高タンパク質・脂質0のオイコスヨーグルトですよね。
    スーパーやコンビニなどでも一度は見かけた、もしくは食べたことがある方は多いんじゃないでしょうか。
    近年、タンパク質を意識する人が増えてるため、こういう高タンパク質の食品が多くみられるようになってきましたね。

    今回発売されたのは、CACAO風味とVANILLA風味の2種類。
    この2つの商品を飲み比べしてみましたので、ご紹介していきまーす!

    商品パッケージはこんな感じ

    カカオ風味
    バニラ風味



    んー、黒ベースのデザインでなかなかカッコイイですね!オイコスさんっぽい感じ。
    個人的には好きですね。

    そして表面を見ての通り、この1本でタンパク質が18gも摂取できるという。
    他のプロテインと比べて、だいたい平均的なタンパク質含有量ですかね。

    タンパク質含有量はどれくらいが目安?

    あくまで個人的な感覚ですが、僕のイメージではこんな感じです。

    • 低い:15g以下
    • 普通:15g~20g
    • 高い:20g以上



    だいたい1食分でタンパク質含有量15g~20gのことが多いですが、海外製品などでは22g~25gの商品も見かけます。

    タンパク質含有量が低いからといって悪いわけではありません。
    そういう商品はだいたいが、他の栄養素(ビタミンなど)に特化したサプリメントになっていることが多いです。

    側面の栄養成分表示を見てみよう

    「高吸収タンパク質・脂肪0・砂糖不使用」、このへんが大きな特徴ですね。

    カカオ風味
    バニラ風味



    カカオ風味もバニラ風味も内容は全く同じですね。

    エネルギー 125kcal
    たんぱく質 18.0g
    脂   質    0g
    炭水化物  13.2g
     ― 糖 類 13.2g
    食塩相当量 0.26g
    カルシウム 576mg


    国産のプロテインメーカーのザバスさんと比較しても、ほとんど差はない感じですね。
    ちなみにザバスさんの同じドリンクタイプのココア風味とバニラ風味では、200mlでエネルギー103kcl、たんぱく質15.0g、脂質0gです。

    内容量の増減分だけ、栄養成分の増減があるかなーという印象ですね。

    実際飲んでみた味は?

    ここが一番みなさん気になるとこであり、プロテイン選びで重要なとこですよね!
    結論から言いますと…普通においしいです!!
    ほんとにみなさんが想像している通りの、ザ・カカオとザ・バニラって感じの味だと思います。

    個人的には、ザバスさんのココア風味・バニラ風味と比べると、オイコスさんのカカオ風味・バニラ風味の方がおいしくて好きです。
    正直僕は、ザバスさんのは味があんまり好みではないので飲みにくかったですが、今回のオイコスのプロテインであれば飲みやすいかなーと思います。

    ただ、カカオもバニラも甘い系の味なので、そもそも甘い飲み物が苦手な人やさっぱりしたのを求めてる人には向かないかもですね。

    デメリットは?

    プロテインとしては特に大きな不満はない印象ですが、強いて言えばザバスさんと比べtるとビタミン成分は入っていないこと。
    あとは、人によってはお腹が緩くなる(下痢になる)可能性はあります。これはどのプロテインでも同じことが言えますね。

    僕も実際にお腹が緩くなって、何回もトイレに行きました。笑
    たまたま仕事が休みだったのでよかったですが。笑
    こういうことがあるので、基本的に僕はプロテインを飲むときは水で溶かすようにしてます。

    価 格

    場所やネットなどによって多少異なると思いますが、僕の地域のスーパーで購入した時は1本228円でした。
    やや高めだから、普段買いには少し苦しいかな~という感じです。
    同じスーパーでザバスさんのドリンクタイプのプロテイン価格は、約150円~170円ほどでした。(写真左)
    大きめのタイプでも約190円~200円程度です。(写真右)


    いずれにしても、オイコスさんと比べるとザバスさんの方がお財布には優しいですね。

    まとめ

    今回、新発売のオイコスプロテインを飲んでみて、低カロリーで高タンパク質を摂取でき、味も申し分ないためプロテインとしては全然ありかなと思います。
    ただ、値段なども含めてあえてオイコスプロテインを選ぶかというと、どうかなーという印象です。

    しかし、ドリンクタイプだと溶かす手間もなく手軽にすぐ飲めるので、その点は大いに活用できるのではないでしょうか。
    まだ発売されたばかりなので、ヨーグルトと同様にこれからフレーバー(味)が増えたりするかもしれないですね。
    今後の展開にも期待したいなと思います。



    以上、みのっちでした。

  • 厚労省による飲酒量と健康のガイドラインについて

    厚労省による飲酒量と健康のガイドラインについて


    みなさん、こんにちは!みのっちです。
    今回は、飲酒と健康にまつわるお話です。
    コロナの影響も落ち着き、外食で飲酒する機会も増えてきたのではないかと思います。普段からお酒が好きでよく飲まれる方は、知っておくといいですね。
    厚労省が発表した飲酒ガイドラインについて、解説していきたいと思いまーす。

    それでは、早速いきましょー!

    アルコール代謝と身体への影響


    アルコールが体内に入ると、血液を通じて全身の臓器に影響を与えます。そのため、飲みすぎや習慣となっている場合は、いろいろな臓器に病気が起こる可能性がある。

    個人差があることを忘れずに


    アルコール代謝にはもちろん個人差があり、年齢・性別・体質などによって異なる。
    加齢とともに体内水分量が低下するため、昔と同じ飲酒量でも影響を受けやすくなります。「若い頃はもっと飲めてたのにな~」というのを感じたことはないですか?そういうことです。笑

    そして、女性は男性に比べて体内の水分量が少ない傾向にあるため、よりアルコールの影響を受けやすいことが知られています。

    純アルコール量と摂取量

    純アルコール量の算出


    お酒に含まれる純アルコール量(g)は、摂取量(ml)・アルコール濃度・アルコールの比重の3つの要素で計算できる。

    計算式

    純アルコール量(g)=摂取量(ml)×アルコール濃度(度数/100)×0.8(アルコールの比重)


    例)アルコール度数5%の500mlビールの場合の純アルコール量。
    →500(ml)×0.05×0.8=20g

    この純アルコール量に着目して飲酒量を調整することが大事であり、世界保健機関(WHO)も純アルコール量が少なるなるほど、飲酒による病気のリスクが少なくなるとの報告もある。

    飲酒量と健康リスク


    研究結果に基づく疾病別の発症リスクが上がる飲酒量(純アルコール量)は、以下の表をご参照ください。

    「厚労省HP 飲酒ガイドライン表1参照」


    この表は、これ以上飲酒量が増えると、疾病リスクが上がるという数値です。


    この表をもとに、アルコール度数5%の500mlビール缶で計算し、1週間あたりの飲酒本数をまとめてみました。


    まとめると、まぁこんな感じです。笑
    お酒が好きな人の気持ちだけを考えると、「え、ほぼ飲めへんやん」って感じですよねw。
    1日1本でなんかおさまらへん!1本だったら飲まん方がマシ!そんな声が聞こえてきそうですね。笑

    まぁでも、アルコールはそれくらい身体に影響を与え、疾病のリスクを上げるということだけはしっかり覚えておきましょう。

    あくまで参考値なので、個人差はあります。この量を守ってたからといって、必ずしも疾病にかからないわけではありません。

    飲酒をしつつ健康を維持するために


    飲酒によって疾病リスクが上がるからといって、飲酒をやめれるわけではないと思います。すぐにやめることができたら苦労しませんよね。笑
    なので、飲酒を楽しみつつも健康な身体を維持できるように工夫することが大切です。

    健康に配慮した飲酒をするために
    1. 1週間で飲酒をしない日を設けよう
    2. 飲酒の合間に水(炭酸水)を飲む
    3. 飲酒前・飲酒中に食事を摂る


    水分や食事などを同時に摂取するということは、体内でのアルコール濃度を少し薄めてくれることに役立ちます。
    その他にも、飲酒をしたら軽くウォーキングなどで血液循環を上げておくと、アルコールが分解されやすく酔いが醒めるでしょう。(※ 激しい運動は原則禁止です)

    さいごに


    お酒が好きな人は、それが一つの楽しみでもあり気分転換にもなる人も多いでしょう。その一方で依存しやすく、それが健康被害になることも理解しておきましょう。

    健康を維持することは何よりも大事。飲酒をするにしても、今自分がどれくらいの量を飲んでいるのか?また、今週・今月はどれくらい飲み会などで飲むことがあるか?こういう現状をしっかり把握しておくことが大切です。

    お酒を飲むことが悪いことではありません。自分の体調を考慮して、少しでも健康に気をつかった飲酒のしかたを心がけてもらえたらと思います。



    以上、みのっちでした。

  • 内臓脂肪減少薬「アライ」が市販で販売されるんだって!!

    内臓脂肪減少薬「アライ」が市販で販売されるんだって!!

    みなさん、こんにちは!みのっちです。
    今回、4月8日に日本初の”内臓脂肪減少薬「アライ」が大正製薬さんから発売されることになり、これについて少し触れていこうと思います。

    「アライ」とは?

    どんな薬なのか?

    その名の通り、内臓脂肪を減少させるお薬です。が、しかし、厳密に言うと”内臓脂肪をの蓄積を抑える薬“です。つまり、溜まりにくくなるということ。

    食事由来の脂肪のうち、約25%を便として排泄することが期待できるという!
    これは大きいなっ!!

    食事からの余分な脂肪はすべて脂肪として蓄積されてしまう中、約25%も排泄されるなら生活習慣病の改善の手助けに大いに期待ですね。

    どんなメカニズムなのか?

    人は、食事をした時に体内に取り込まれる脂肪を、脂肪酸とグリセロールに分解(消化)され吸収される。
    そして、脂肪を分解するために必要なのが脂肪分解酵素リパーゼ。←なんだか難しい名前ですねw

    このリパーゼが「お!脂肪が体に入ってきたぞー!分解しなきゃー」と分泌が活発になるため、脂肪がたくさん分解→消化・吸収され、結果として過剰に脂肪が蓄積されるんです。

    となると、リパーゼの活性を抑制することができたら、脂肪を分解せずに済むのでないか?
    そこで登場するのが新薬アライの有効成分である「オルリスタット」。

    このオルリスタットがリパーゼを活性を抑制し、食事由来の脂肪の吸収を抑制してくれる。
    結果的に体脂肪の蓄積を抑制し、内臓脂肪減少と生活習慣病の改善につながるという。

    日本の臨床試験の結果

    対象となる人を、オルリスタット60mgを1回1カプセル、1日3回食事中または食後1時間以内に52週(約1年)の長期投与。

    内臓脂肪面積

    -21.52%

    腹囲周径

    -4.73cm

    ※もちろん、投薬のみでなく、生活習慣改善(食事・運動)を実施しながらの試験結果です。

    他のダイエット薬と何が違うのか?

    よく知られているのが、GLP-1(飲み薬・注射薬)やサノレックスですね。
    この2つは食欲を抑える作用があり、物理的に摂取カロリーを抑えることで減量を促すというもの。
    それ以外にも、薬ではないが脂肪吸引という選択肢もある。
    そして何より、上記の方法は医師の処方がないと購入・治療できない。

    一方、今回の内臓脂肪減少薬アライは、医師の処方なしで全国薬局で市販購入が可能となるため話題となっているのです。
    「お、マジで!買いたーい」って思ってませんか?w
    焦らず、まだ続きを読んでくださいね(笑)。

    飲むだけで痩せる夢の薬!?

    答えはノーです。ノー中のノーです(笑)。
    よく考えがちな勘違いとして、「えー!飲むだけで脂肪減らせるのー!」←これ、大きな間違いですからね。笑
    人間、都合のいいように解釈してしまうものですからねー。ご注意を!

    「大正製薬HPより一部抜粋」
    「大正製薬HPより一部抜粋」

    大正製薬さんHPのアライ商品ページのあらゆるところに、こういう文言が記載されています。
    つまり、生活習慣の改善は必須ということ。残念に思ってませんかー?笑

    誰でも購入できるのか?

    これも答えはノーです。安易に薬に頼らないでくださいね。笑
    購入には一定の条件があり、それを満たしてる人だけが購入可能となるみたいです。

    購入できる条件
    1. 成人18歳以上
    2. 腹囲(へその高さ)が男性85cm以上、女性90cm以上
    3. 生活習慣改善の取り組みを行っていること
    4. 糖尿病や高血圧など、肥満に関連する疾患がない人

    この①~④までが満たされ、購入前の1ヶ月の生活改善記録(食事・運動・体重など)を薬剤師に確認してもらい、使用が許可されれば処方されるという流れ。
    ※医師の処方が不要なだけで、薬剤師がいる処方箋薬局で薬剤師の確認・判断のもとでしか購入できません。

    最後に

    アライは、生活習慣病の改善として、とても期待できる薬である。
    しかし、何度も言いますがあくまでサポート薬。生活習慣を改善しなければ、根本解決にはならない。
    とはいえ、もともと自分で生活習慣を改善できるのであれば、生活習慣病にはならない。

    なかなか上手く改善ができない方は、アライのサポートで生活習慣と体の改善が良い方向へ変化するきっかけとなればと思います。

    「大正製薬HPより一部抜粋」

    近年、便利なもの・美味しいものに溢れている世の中。楽をしようとすればいくらでもできる。
    しかし、それだと時間が経って後から必ずツケがくる。
    常に自分にムチを打ちながら、なるべく体を動かすことを習慣として心がけていきましょう。
    運動内容にお困りの方は、いつでも”みのっち”にご相談くださいね。



    以上、みのっちでした。

  • 【美味しすぎた!】CLEVERのミックスベリー味とチョコレート味を実際に飲んでみた感想・レビュー

    【美味しすぎた!】CLEVERのミックスベリー味とチョコレート味を実際に飲んでみた感想・レビュー


    こんにちは、みのっちです。
    今回は、CLEVER(クレバー)さんのプロテインを新しく購入して飲んでみたので、この商品について率直な感想をお伝えしていきたいと思います。

    CLEVER公式サイトはこちら

    結論から申し上げますと…
    え!めっちゃ美味しいやん!!」ですw
    こんな感じで喋ってますが、割とマジメにお伝えしていますのでご安心くださいw
    今回購入したのは、ミックスベリー味とチョコレート味です。興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。それでは早速いってみましょー!

    CLEVERプロテインの特徴


    CLEVERプロテインには以下のような3つの特徴があります。

    100%WPI

    WPIとは、Whey Protein Isolate(ホエイプロテインアイソレート)の略で「分離乳清タンパク質」のホエイプロテイン。簡単にいうと、原料となる乳にフィルターを通して不純物(脂質、炭水化物など)を大幅に除去して作ったもの。これによって高たんぱく・低糖質で高純度のホエイプロテインを作ることができる。CLEVERのチョコレート味1食分だと、たんぱく質24g・脂質1.4gで、まさに高たんぱく・低糖質です!
    おおよその目安としてWPI製法で作られたプロテインは、たんぱく質の含有量が約90%近くになる。僕的な希望として、80%くらいあれば買おうかな?と思う感じで、85%以上のたんぱく質含有量の商品はかなり優秀だと思ってます。少し参考にしてみてください。

    CLEVERのウエイトダウンタイプのプロテインには、プロテイン20g(約卵3個分のたんぱく質)・糖質6,8g(ごはんの約1/7の糖質)と、糖質の含有量をさらにカットされてるので減量にはおすすめですね!

    BCAA 5,000mg含有

    BCAAとは、いわゆる「筋肉の元」です。人の体内では生産できない必須アミノ酸のうち、バリン・ロイシン・イソロイシンのことをBCAAと呼ばれる。必須アミノ酸は9種類あるが、その中でもこの3種類が筋肉のエネルギー代謝や合成の大きく関与する。
    つまり、このBCAAがしっかり入ってることで、筋肉の分解を抑制し・筋肉に栄養をしっかり与え、筋トレ効果をさらに上げることができるのです。
    過去に僕もBCAAについての記事を書いてますので、詳細は「BCAAの効果と必要性」をチェックしてみてください。こちらも実際に僕が筋トレで使用してみた感想レビュー記事です。

    グルタミン・グルタミン酸 5,500mg含有

    グルタミンは、血中や筋肉中で一番多いとされるアミノ酸。筋肉の分解抑制、消化管機能のサポート、免疫力向上、傷の修復などに効果があると言われています。つまり、筋トレをして筋肉にダメージを与えた後の回復などに高い効果を発揮してくれるということ。
    筋トレをした後にどれだけ筋肉に栄養を与えてあげられるかが、筋トレ効果を高めるためには大事になります。その点ではこういったアミノ酸系が多く含有されてるのは嬉しい商品ですね。

    その他

    ウエイトダウンタイプのプロテインには、食物繊維(イヌリン)や21種類の乳酸菌×穀物麹が含まれている。内容として、11種類のビタミン(V.A、V.B1、V.B2、V.B6、V.B12、V.C、V.D、V.E、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)と10種類のミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄、カリウム、銅、亜鉛、マンガン、セレン、クロム、モリブデン)が含まれている。

    これにより、単にたんぱく質を補給して筋肉に栄養を与えるだけでなく、よりたんぱく質を吸収しやすくしたり体調を整えてくれたりと、体の内からしっかりアプローチをしてくれます。
    これは女性にとっては、とてもうれしい商品ですね!


    実際の感想・レビュー

    お待たせしました、それでは実際の感想をお伝えしていきたいと思います。
    今回試飲したのは、マッスルプロテインのミックスベリー味とチョコレート味の2種類です。

    ミックスベリー味

    1食分30gで、エネルギー109kcal、たんぱく質24g、糖質2.49g、脂質0.187g

    [ 商品パッケージはこんな感じ↓ ]


    [ 中身はこんな感じ↓ ]

    ミックスベリー味ぽいイメージで、粉はピンク色ですね。匂いはほんのりフルーティーな感じで、それほど強い香りでもなく、嫌なニオイもしません。

    [ 作ってみた↓ ]

    作り方は、プロテイン30gに対して水または牛乳を約200ml(200cc)で溶かす。今回は、水で溶かして作ってみました。目盛が見えにくいですが、ちょうど200mlになってます(泡立って見えにくくてスミマセン…w)。
    とくに頑張ってシェイクしなくても、ササッと20秒くらい適当に振っただけで簡単に溶けましたね。

    飲んでみた感想

    まず、匂いは作る前の粉の時と同じく、ほんのりフルーティーな香りのままですね。そして気になるお味は…「はい、おいしい!」。←ほんとにそう思ったでww
    ほんとにベリー系の酸味のある味で、ホエイプロテインなだけに完全に柑橘系ってわけではなく、やや乳製品感があるミックスベリー味って感じです。だいぶ大げさに言うと、ミックスベリーヨーグルト風味なイメージです。
    ただ、若干プロテイン独特の味などは多少感じるかな~というところ。ここが苦手な人にとってはどうかな…というところですね。でも、プロテインがあまり得意ではない僕でもおいしく飲めたので、そこまで気にするほどでもないかなって感じです。

    チョコレート味

    1食分30gで、エネルギー109kcal、たんぱく質24.4g、糖質1.41g、脂質0.48g

    [ 商品パッケージはこんな感じ↓ ]


    [ 中身はこんな感じ↓ ]

    こちらはチョコレート系なので、少しわかりにくいかもですが粉は茶色ですね。匂いは、どちらかというとココアパウダーのような感じの印象です。
    作り方は先ほどのミックスベリー味と同じく、プロテイン30gに対して水または牛乳約200ml(200cc)で溶かす。今回は水で溶かして作ってみました。同じく軽く20秒ほど振っただけで簡単に溶けましたね。

    飲んでみた感想

    こちらも想像どおりで、「はい、おいしい!」。←2回目ww
    チョコレートというよりはココア感の印象が強い感じです。味は全然おいしいのですが、ミックスベリー味と比べると独特のプロテイン感は、個人的には少し抵抗が強いかな~と思いました。ただ、チョコレート系の味なので牛乳で溶かしたらもっとおいしくなって、このへんは解消されるのではないかなと思います。


    総合評価

    今回は、CLEVERのマッスルプロテインのチョコレート味とミックスベリー味を水に溶かして試飲してみました。若干のプロテイン感の味や匂いがほんのり残る以外は、かなり好印象なプロテインでした。プロテインメーカーで有名な「SAVAS」と比較すると、個人的には味はややSAVASの方がおいしく感じるが、でも負けず劣らずCLEVEさんのプロテインも普通に飲めるくらい全然おいしかったです。プロテインを選ぶ時は、「味」はかなり重要なポイントですからね。苦手なニオイや味は、だんだんと飲まなくなってしまうもの。プロテイン選びにお悩みの方は、「プロテイン選びに失敗しないための4つのポイント」もあわせて参考にしてみてください。

    でも今回は水で溶かして作ったので、水でここまでおいしかったら十分すぎるくらいかと思う。牛乳で溶かしたら、おそらく申し分ないくらい更においしく飲めるのでは?という印象。ただし、牛乳で溶かす場合は牛乳のカロリーが追加されるのでご注意を。そして溶けやすさは抜群に良く、少し放置しててもダマになって固まってシェイクし直すこともない。

    普段はSAVASをおすすめする事が多いですが、飲んでみて味がクリアできるのであればCLEVERプロテインを是非おすすめしたい。理由としては、高たんぱく・低糖質でありながら、それ以外のビタミン・ミネラルもしっかり含まれているため。このへんを簡単にSAVASのリッチショコラと比較すると…↓

    SAVAS(リッチショコラ)CLEVER(チョコレート)比較差
    エネルギー(kcal)111109– 2
    たんぱく質(g)19.524.4+ 4.9
    糖  質(g)3.71.41– 2.29
    脂  質(g)2.00.48– 1.52


    ざっとこんな感じになる。カロリーに差はほとんどないにしろ、まさに高たんぱく・低糖質ですね。色んな面でパフォーマンスが高いプロテインではないかと思います。
    しかし、あくまで僕の個人的な感想になりますので、お試しとして1回分のトライアルセットで試飲してから大きいサイズの購入をおすすめします。ぜひ参考にしてみてください。

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    以上、みのっちでした。

  • ダイエットはストレスとの付き合い方が大事!モチベーションが下がった時の4つの対処法を解説

    ダイエットはストレスとの付き合い方が大事!モチベーションが下がった時の4つの対処法を解説


    こんにちは、みのっちです。ダイエットのために食事制限や筋トレを頑張ってると、ついストレスが溜まってきますよね。最初はモチベーションも高くて何でも頑張れるが、時間が経つにつれて徐々に苦しくなってくる。このような時にうまく切り替えれなかったり、ストレスを逃がせなかったりすると挫折するリスクが高くなる。そうならないために、今回はモチベーションが下がった時の対処法などを解説していきます。

    本記事でわかること

    1.ダイエットとストレスの関係性
    2.モチベーションが下がった時どうすればいいのか?

    こんな感じで解説していきます。

    ストレスとの付き合い方

    ダイエットはストレスとの戦いだと言っても過言ではありません。常に自分の欲望と葛藤しながら、ダイエット生活を送らないといけないからです。このストレスとうまく付き合える方法を身につけることが、成功への道でもあります。


    なぜ、ストレスがたまるのか?

    ストレスというのは、自分の頭の中で想像してることと現実で起こってることのズレ(ギャップ)が、人はストレスとして感じるもの。本当は好きなように食べたり、しんどい筋トレをしなくても体型を維持できたらと誰もが思うもの。しかし、欲望のままに過ごしてもダメになることもわかっているし、この欲望に打ち勝ち続けることこそダイエットだから。

    このような、本当にしたいこと(頭で想像してること)と、実際にやってること(現実で行動してること)がズレるから、ダイエットではストレスが溜まりやすくなる。

    ストレスが溜まりやすい人

    欲望が強い、または多い人ほどストレスが溜まりやすく挫折しやすい


    人が我慢するのにも限界があります。もちろん個々で我慢できるキャパは異なります。しかし、簡単に我慢ができたら、今になってダイエットをする必要もないはず。なので、上手く我慢を逃がしていけることが成功へのカギにもなるでしょう。

    ストレスの減らし方①

    我慢するのではなく、我慢と感じないよう思考を変換しよう

    人の感情には波がある

    当たり前のことですが、人の感情には波があり、調子が良いときもあれば悪いときもある。当然これはモチベーションにも影響し、モチベーションも上がったり下がったりする。

    でもこれは、人として当たり前の成り行きであり、ダイエットだけでなく何事においても同じことがいえる。

    モチベ低下に対する考え方

    モチベーションの低下が悪いのでなく、モチベーションの低下を悪だと思うことが悪い


    誰でもモチベーションが下がることはあるのです。どんなに好きなことをしていても、少なからず波はある。となると、あまり好きではないダイエット生活においては、もっと波が大きくなると予想でいる。この予想できることもすごく大事なポイントです。モチベーション低下により挫折を回避するには以下のような対策がおすすめです。

    1. 事前に下がったときの対策を考えておくこと
    2. 感情の波をなるべく小さくすること
    3. モチベーションに左右されないよう目標を明確にすること


    こんな感じです。モチベーションは一生続かないことはわかってるはずなのに、それに対する対策をしない人が多い。だから辛くなったときに何もできなくなる。

    そして、すごく重要なポイントとして、モチベーションが下がっても挫折しにくい方法がある。それは目標や目的を明確にしておくこと。これに関しては、「やる気より大事なのは目標設定」で詳しく解説しています。ここには挫折しにくい思考法として、目標設定の重要性を書いていますので、併せて読んでみてください。

    「逃げる」ではなく「休む」と考えよう

    ダイエットで成功するには継続力はとても大事です。しかし一方で、しんどくなって少しやめたくなっても、「自分は逃げてる」という思考が頭によぎる。そういうストイックな考え方で自分を奮い立たせることができるならいいが、さらに苦しくなるならマインドを変えなくてはいけない。

    逃げたいときのポジティブ変換

    逃げるのではなくて、少し休むと考えよう


    いつも何しても継続できず、逃げクセがついてる人はダメだが、うまく切り替えせずどんどん苦しくなる場合は挫折するのも時間の問題。なぜなら、心が不健康だからです。心の満足度が低く不健康のままだと結果はうまく現れず、だから余計に挫折しやすい。

    人の心身の関係

    心の健康は、体の健康


    心が不健康になると、体にまで影響が出てしまう。だからこそ、ダイエットにはメンタルヘルスも重要であり、ストレスと上手く付き合えるマインドが成功のカギとなるのです。


    モチベーションが下がった時の4つの対処法

    人は、大なり小なり誰でもモチベーションが下がるときがある。その期間は、短い人もいれば長い人もいるし、出来事の内容によっても異なることでしょう。では、下がってしまったときにどうすればいいのか?この方法については以下のとおり。

    おすすめの対処法

    1.目標や目的を振り返る
    2.何が辛いのか考える
    3.考えるのを少し休む
    4.ダイエットを少しやめる

    これについて、ひとつずつ解説していきます。自分の考え方ひとつで、モチベーション低下から早く抜け出せる可能性も高くなりますよ。


    目標や目的を振り返る

    人は、苦しいときは悲観的になりやすく、何もかもわすれがちになる。何がしたかったのか、何のためにダイエットや筋トレをしてるのかも見失うことも少なくない。それがひどくなれば、周囲の人や上手くいってる人を妬んだりして攻撃してしまうこともある。

    そこで、重要なのが「明確な目標や目的」があるかどうか。もしくは、それをしっかり思い出せるかどうか。何となくのダイエットは何となくの効果しか出ない。目標はゴールであり道しるべになるため、感情に左右されずにダイエットを継続していくためにはとても重要です。

    これに関しては、「やる気より目標設定」という記事で詳しく解説しています。やる気やモチベーションももちろん大事だが、それだけではなかなか達成できないのが現状です。

    挫折しないためのコツ

    やる気+明確な目標設定をしよう

    やる気がある時は何でも頑張れるもの。そうでない時に必要なのは目標を忘れないことであり、ここに向かって進み続けれているならば、モチベーションが下がっていても成功には近づいていますよ。

    何が辛いのか考える

    これは、少しハードルが高いことかもしれません。なぜなら、苦しいことを振り返るのはかなり辛いことだからです。普通なら苦しみから逃げたくなったり、目を背けたくなるのが人の欲。自分が苦しくなると、それを回避するために逃げてしまう人も多い。逃げて回避すると一見楽で安心かのように思うが、これはその場限りのものであり、錯覚である。

    大事なのは、何がそんなに辛いのか?苦しいのか?を考えることです。つまり、自分自身の心と向き合うことです。モチベーションが下がってそこから解放するための答えは、そこにしかないと言っても過言ではありません。

    ストレスの解決方法

    辛くても自分と向き合うことが解決につながる


    仕事では、売上が悪くなると原因を考察し、次への対策を考えていきますよね。でも、ほとんどの人は自分のメンタル面のこととなると、向き合うことをやめ、原因を探すこともしないことが多い。自分と向き合い、原因を考えないからまた同じことを繰り返し、ストレスは積み重なるばかり。自分のストレスの原因と向き合い、メンタルを安定させることがモチベーションの再上昇につながります。

    成功するためには

    心身ともに健康だからダイエットはうまくいくもの

    考えることを少し休む

    ダイエットで食事制限・改善をしてる人は、毎日食べるものについて考えてることでしょう。しかし、食事を考えるのがすごく楽しい人ならまだしも、ずっとダイエット食のことを考えてると疲れてきます。特に、食事を考えるのが苦手な人は、かなり苦しいはず。

    そして、効果が出ているうちは頑張れるかもしれないが、終始効果が出続けるほど人の体は簡単ではない。試行錯誤して解決策を考えるかもしれないが、答えが見つからない場合もある。こうなると、考えても考えても分からないことばかりが増えて、精神的にしんどくなりモチベーションが低下する。

    頭のストレスの減らし方

    答えの出ないものは考えることをやめよう

    とくにモチベーションが下がった時は、余計に考えれなくなるもの。それなのに頑張って考えすぎると、余計にストレスが溜まってしまう。余計な考えごとは無くして、頭の中の容量を軽減させていきましょう。メンタルに余裕ができてきたら、また考える力が出てきやすくなります。

    辛いときの切り替え方

    頭の中の整理もダイエットのうち


    世の中にはいろいろな情報が出ていますが、自分自身で整理しながら、混乱しないよう気をつけておきましょう。頭の中がシンプルな方が、行動力やモチベーションは上がりますよ。

    ダイエットを少しやめる

    これは、簡単なことのように思えるが、せっかく頑張って継続してきたことを一度やめてしまうのはとても勇気がいること。人は苦しいと感じながらも、やめてしまった後の自分を想像して、なかなかやめれないという依存状態になることが多い。職場が辛いのにやめる勇気がないのと同じ。

    継続することはとても大事なことだが、ダイエットをやめてはいけないわけではないのです。自分に甘くて簡単にやめる人は別の話ですが、別にいつでもやめていいのです。

    ストレスの減らし方②

    「いつやめてもいい」と逃げ道をつくってあげよう


    これは、本当にやめるかどうかは別として、ストレスを逃がす上でとても大事な考え方のひとつ。継続しないといけないという強い思いが、いつしかストレスとなっている。やめてリバウンドしても、またやり直せばいいだけのこと。それは大変なことかもしれないが、それくらいの心の余裕がある方がストレスは溜まりにくいです。

    ストレスの減らし方③

    何回でもやり直せるくらい、心に余裕を持とう

    苦しくなる人はここを忘れがちになる。途中から考え方が狭くなり、ダイエットは一度きりかのような思考に陥る。だから心に圧迫感が出て、ドアも窓もない密閉空間に閉じ込められた状態になり、逃げ道を失う。しかし、その密閉空間にドアがあり、扉が開いてたらいつでも出れるという安心感が出て、気が楽になりませんか?その扉から出なくても精神的にかなり楽になり、また立ち上がる気力が湧いてくることも多い。こういう状況を自分で作り出すことはとても大事な考え方です。だから、ダイエットにおいても、苦しくなったら心に逃げ道をつくってあげることが必要なのです。

    覚えておきたい思考

    心と体が健康なら、何度でもやり直せる


    さいごに

    今回は、ダイエットにおけるストレスとの向き合い方について解説してきました。少なからず誰でもストレスを感じたり、モチベーションが下がることがあります。しかし、そこで早く切り替えれる思考を持っているかどうかで、挫折してしまうかどうかが決まる。つまり、こういった考え方がモチベーションが下がった時の対処法にもなり、成功へのカギともなるのです。考え方ひとつで、ダイエットに対する向き合い方も変わってくるものです。


    以上、みのっちでした。

  • 【挫折しないための思考】何のためにダイエットをするのか?やる気より大事なのは目標設定です

    【挫折しないための思考】何のためにダイエットをするのか?やる気より大事なのは目標設定です


    こんにちは、みのっちです。みなさんは何のためにダイエットをしてるか、明確な目的・目標はありますか?ふと考えてみると、曖昧な人や何となく「太ってきたから痩せよう」と思ってる人も多い。しかし、これだと正直挫折する確率はかなり高いです。なぜなら、明確な目標設定はなりたい自分への道標だからです。今回は、ここについて解説していきます。

    本記事のテーマ

    1.何のためにダイエットをするのか考え直そう
    2.やる気より大事な目標設定について考えよう

    それでは以下に解説していきます。


    やる気より大事なのは目標設定

    ダイエットを成功する上で、方法論と同じくらい大事になるのが目標設定です。もちろん「よし!頑張ろう!」というやる気も大事です。しかし、なぜやる気より目標設定の方が大事なのか?それには2つの理由があります。

    やる気は一生は続かないから

    みなさんは、今まで仕事でも趣味でも色んなことにチャレンジして、どれくらいの期間モチベーションを維持できましたか?おそらく、1回キリ、1週間、1ヶ月、1年…と、出来事によって様々だと思います。中には長年継続してることもあるかもしれません。では、その違いは何のか?

    人は、楽しければ継続でき、楽しくなければやめてしまうことが多い。また、自分がそのチャレンジしてることが上手くできたら継続し、上手くできなければやめてしまうことが多い。

    言われてみれば当然のことで、みなさんもふと思い返すと心当たりがあるのではないでしょうか?でも、これは人の本質なので決して悪いことではありません。大事なのは、この本質を理解することです。

    では、ダイエットは果たして楽しいのだろうか?もちろん、最初の効果が出てるうちは嬉しくて楽しいから、この時期にやめる人は少ないだろう。しかし問題のなのは、効果が出なくなってきた時や、マンネリしてきた時である。

    モチベーションが下がった時にどうするか?こうなる前にどうしたらいいのか?これがとても重要なポイント

    先ほどの人の本質を考えると、どうしたら楽しく感じれるようになるか?を自分自身で考えて工夫していくことが大事。そしてもう一つは後述するが、明確な目標設定をつくることである。ダイエットには欠かせない筋トレと食事管理。この両方はとてもではないが楽しいものではない。

    できることなら運動せずに体型や筋肉を維持したいと誰しも思うもの。しかし、その欲望の自分に打ち勝ち続けなければ成功はない。苦痛にならないよう習慣化させれるマインドをしっかり身につけていきましょう。

    目標設定は行き先でありゴールだから

    ダイエットを挫折してしまうのは、だいたいがモチベーションが下がった時である。気分が落ちてる時は何がしたいのかわからなくなるからである。つまり、向かう方向性もゴールも見えなくなっていて、どこに向かってるのかもわからず迷子になって疲れ果てているのです。

    しかし、そういう時に役立つのが明確な目的と・目標なのです。なぜなら、これが行き先であり、ゴールだからです。

    目的が曖昧な人は、大海原で何となく船を漕いで陸地を目指してるようなもの。

    目的や目標があるからこそ、人は行動意欲が出てくるもの。それがなければ人間楽な方に進む生き物なので、すぐにやめてしまいます。

    フルマラソンを走ってるのを想像してみてください。走るコースがあり、今何キロ地点で残り何キロ走ればいいかわかり、ゴールがある又はゴールに向かってる感じがあるからこそ、最後まで走りきることができるのです。

    どこがゴールかも、今どこを走ってるかもわからないフルマラソンって辛くないですか?山で遭難してどこが出口かわからず、彷徨いながら歩き続けるの心が折れそうになりますよね。目標がない人はそんな感じです。

    目標がない人

    ゴールが見えてないマラソンランナー
    山で遭難した登山者

    人のモチベーションには波があり、何かをする時には感情によってやる気が上下するもの。しっかり継続して成功していける人は、モチベーションの浮き沈みはあるものの挫折はしない。なぜなら、目標設定が明確であるからです。

    ダイエットで重要なマインド

    モチベーションが上がってる時も下がってる時も、目標に向かってひたすら進むだけ。

    こう考えれば、モチベーションが下がってやる気がない時でも、方向性を見失って迷子になることはありません。迷子になるから挫折するのです。目標はなるべく明確にしておき、それを忘れないよう毎日頭の中でイメージしておきましょう。


    何のためにダイエットをするのか?

    目標設定が重要なのは前述したとおり。しかし、「明確な目標といわれても…」と思う方も多いことでしょう。そして、目標を立ててもそれが正しい方向性の目標かどうかも大事になります。では、どうすれば、明確かつ正しい目標設定をすることができるのか?これについて、以下に解説していきます。

    目的をしっかり明確にしておこう

    まず、「何のためにダイエットをするのか?」ということを考えましょう。つまり、「目的」を明確にしましょうということ。

    • 健康な体でいたい
    • とりあえず見た目を何とかしたい
    • もう少し筋肉をつけたい
    • 体重だけ落としたい
    • 体の痛みを改善したい


    など。だいたいの人はこんな感じで該当するのではないでしょうか。なぜ、このような目的を考えておく必要があるのか?

    目的によって、ダイエットの方法は異なるからです。


    つまり、上記の4つの例でも、それぞれ筋トレや食事方法は異なります。ということは、目的が曖昧だと間違った方法で実行してしまい、頑張ってるのに逆にゴールから遠ざかってしまうということが起こる。

    全員が食事制限をしなければいけないわけではないし、全員が筋トレをたくさん頑張らないといけないわけでもない。筋肉は重たいものなので、体重だけ減らしたい人にとっては筋トレのしすぎは逆効果になる可能性もあります。

    もう少し細かくいうと、筋トレをしなければいけない量も、食事制限をしなければいけない量も、個々の目的によって変わってきます。

    正しい方向性か確認しよう

    最終的には理想的な体型や数値的な目標を達成するのがゴールとなる。しかし、先ほどからお伝えしてるように、目的とゴールがズレていては、いつまで経ってもゴールにはたどり着けない。カップラーメンを作るのにお湯を注がないといけないのに、ご飯を炊き始めてるのと同じくらいズレる。完成した時に、ラーメンを食べるはずがご飯が出来て「あれ?」となる。

    ①「目的を決める」

    ②「目標を設定する」

    ③「目標に正しく向かえるよう勉強・実行する」

    ④「試行錯誤して目標に進む」

    ⑤「目標達成」


    ザッとこんな感じの流れになります。結局いくら努力して継続しても、間違った方向性の努力をしてしまっては、先ほどのラーメン食べたいのにご飯が炊けてしまった状態になります。それを防ぐには正しく目標達成に向かえるようしっかり勉強しなければいけません。高速道路の分岐点みたいなもので、道を間違えたまま進むと、時間とともに道が反れて目的地には着けなくなります。

    ダイエット成功の秘訣

    自分はどうなりたいのか?そこに向かうにはどうすればいいのか?何をすればいいのか?それをしっかり明確にしておきましょう


    そうすれば、モチベーションが下がっても迷うことも挫折することも少なくなり、目標に向かって正しい方向性を維持しやすくなりますよ。その他の要素で継続できない人の特徴を、別の記事「なかなか痩せない人の特徴と継続するためのコツ」で解説しています。この記事には、目標設定の他にダイエットを継続するための大事な要素をお伝えしていますので、ぜひ一度読んでみてください。


    さいごに

    ダイエットにおいてやる気はもちろん大事だが、それ以上に目標設定はとても重要です。しかし、目標だけ立てても達成できるわけではありません。そこに正しく向かえるよう勉強することと、正しい目標を立てれるよう、しっかり目的を持つことが大事です。こんな当たり前のことですが、意外と忘れがちになるので、ぜひ今一度ふり返って考えてみましょう。そこにダイエット成功へのカギがありますよ。

    以上、みのっちでした。

  • 痩せるためには有酸素運動と筋トレどちらが効果的か?ダイエットに重要な体のエネルギー代謝を理解しよう

    痩せるためには有酸素運動と筋トレどちらが効果的か?ダイエットに重要な体のエネルギー代謝を理解しよう


    こんにちは、みのっちです。みなさんも「よし、痩せるためにダイエットしよう!」と思った時、何かしらの運動を始める人と思います。どうせやるなら、より効果が高い運動をしたいと誰でも考えるはず。しかし、ここでよく疑問に思ってしまうのは「有酸素運動と筋トレどっちが効果的なんやろ…?」ということです。

    そこで今回は、こういった疑問を解決すべく、体のエネルギー代謝について簡単に解説していきます。結論だけ先に言うと”有酸素運動の方が痩せます”。これは痩せるためにはとても重要な知識となりますので、有酸素運動と筋トレの違いなども含めてしっかり覚えておきましょう。

    本記事でわかること

    1.なぜ有酸素運動の方が痩せやすいのか?
    2.有酸素運動と筋トレの違いは何か?
    3.体を動かす時のエネルギー代謝について

    それでは早速はじめましょう!

    筋トレより有酸素運動の方が痩せる

    ダイエットするためには、筋トレをするより有酸素運動をする方が効果的です。それは一体どうしてか?その理由について以下に解説していきます。

    筋トレと有酸素運動のエネルギー代謝の違い

    そもそも、筋トレと有酸素運動(ここでは、ランニングに例える)では大きく分けると「運動」というカテゴリーになるが、やってることが違うので当然エネルギーの使い方も異なる。

    筋トレ→無酸素系(ATP-CP系、解糖系)
    ランニング→有酸素系

    まぁ、こういうややこしい話はさておき、絶対的に覚えておいてほしいのがこちら↓

    無酸素系→糖質が主なエネルギー源
    有酸素系→脂肪酸が主なエネルギー源


    これがむちゃくちゃ大事!というより、もはやこれが答えですw

    無酸素系エネルギー代謝

    人の体は、糖質・脂質・たんぱく質の三大栄養素から「ATP」というエネルギー物質を生成します。

    ATPとは?

    ATPは、アデノシン三リン酸の略称。
    →人の体を動かすエネルギー源。車でいうガソリンです。


    このATPを絶えず生成しなければならず、色んな方法により人の体から生成されてるのです。

    筋トレのような短時間で終わる運動は、筋肉に貯蔵されてる糖質(筋グリコーゲン)を使ってATPを生成し筋肉を動かす。しかし、この方法ではATPは枯渇するので短時間しか体を動かせない。

    だから、

    「筋トレって100回も200回もベンチプレスできないですよね?」
    「100m全力ダッシュを1kmも持続しないですよね?」

    そういうことなんです。高負荷になるほど筋肉を激しく使うので、その分ATPの消費が激しく回復が間に合わない。そして、激しく筋肉を使う系の運動は無酸素系エネルギー代謝経路を使用するので、糖質を主にエネルギー源とします。

    無酸素系の特長

    1.短時間しか動けない
    2.使用するのは主に糖質


    つまり、筋トレをすると筋肉を大きくすることはできるが、脂肪をエネルギー源とするわけではないので脂肪燃焼にはならず、筋肉にのみ影響を与えます。まさに、”筋トレ”ですよね。

    有酸素系エネルギー代謝

    一方で、ランニングをする場合は筋トレと違い長時間動き続けなければならない。しかし、先ほどと同じように無酸素系エネルギー代謝経路を使ってしまうと、短時間でATPが枯渇するので長時間のランニングはできない。そのため別の回路を利用してATPを生成する。それが有酸素系エネルギー代謝なのです。

    有酸素系はエネルギーを代謝・分解していく過程で酸素を必要とするため、有酸素系と呼ばれている。

    有酸素系は、ミトコンドリア内で糖質(グルコース)・脂質(脂肪酸)・たんぱく質(アミノ酸)を代謝・分解し、ATPを大量に生成するため長時間の運動が可能となる。

    そして大事なのが、有酸素系での主なエネルギー源となるのが「脂肪酸」であるというこ。つまり、先ほどの筋トレのような無酸素系とは違い、脂肪を使って体を動かすのです。

    だから、ランニングのような有酸素運動は脂肪燃焼に効果的なのです。ということは、ダイエットにも効果的であるということ。

    もちろん、有酸素運動でも糖質やたんぱく質もエネルギー源として利用してるので、筋肉減少につながることもあります。なんせ、長時間動き続けてるわけですから。

    有酸素系の特長

    1.長時間動き続けることができる
    2.使用するのは主に脂質(脂肪酸)


    これらの特長を踏まえると、マラソンランナーが細身で脂肪も少なく、でも筋肉があってマッチョというわけでもなく、逆に筋肉も少ない見た目をしてるのが納得できますよね。


    運動時のエネルギー代謝について

    体を動かす時は糖質・脂質・たんぱく質をエネルギー源としている。この3つをエネルギー源とするとき利用する順番がある。これについて以下に解説していきます。

    エネルギー代謝の順番

    結論からいうと、人が体を動かすときはまず「糖質」からエネルギーとして利用されます。しかし、糖質はすぐに枯渇してしまうので、そのあとに脂肪がエネルギーとして利用され、最後にたんぱく質が利用されます。

    エネルギー代謝の順番

    ① 糖質 → ② 脂肪 → ③ たんぱく質


    そのため、糖質がなくなれば脂肪が利用され、さらに脂肪もなくなればたんぱく質が利用され始めるというわけです。ということは、糖質がエネルギーとしてまだ残っているうちに運動をやめると、脂肪燃焼効果は低いということになる。

    糖質を利用している時も、全く脂肪を利用してないわけではない。あくまで割合の問題です。


    つまり、糖質をエネルギーとして使いきれば脂肪をエネルギーとして利用しはじめるため、脂肪を燃焼したいなら糖質がエネルギーとして利用できる時間以上は、運動を持続しないといけないということ。

    では、糖質がエネルギー切れになるのは一体何分くらいなのか?

    有酸素系エネルギー代謝では、糖質を使いきるには約20分~30分とされている。その後、脂肪がエネルギーとして利用されはじめる。


    これは、あくまで参考値であり人の体に絶対はないので、だいたいこれくらいの時間を目安にしておきましょう。つまり、脂肪を燃焼したければ約20~30分以上の持続した運動をした方がいいということです。

    近年の研究では、持続して30分以上でなくても、10分の運動を3回のトータル30分で行っても同様の脂肪燃焼効果が得られるとされています。


    30分以上の運動となると、運動が苦手な人にとっては精神的にちょっとしんどいですが、10分の小分けにしていいなら少しハードルが下がって行いやすいですね。自分のライフスタイルに合わせて、隙間時間に組み込んでみましょう。

    脂肪燃焼するための最適な運動強度とは?

    脂肪を燃焼するための条件として、脂肪をエネルギーとして利用できる種目であれば何でもOK。つまり、有酸素系の運動になるのでウォーキングでもランニングでもどちらでもいいということ。

    どちらがいいかというと、もちろん強度の高いランニングの方が脂肪を燃焼してくれます。しかし、強度が高すぎても持続した運動が困難であるため、逆に効果が下がります。

    運動強度とエネルギー供給の関係を調べた研究では、運動強度が高まるとともに全身の糖質のエネルギー分解が増大し、脂肪の分解は運動強度が高まるにつれて低下したという結果がみられた。

    では、一体どれくらいの強度がちょうどいいのか?

    脂肪燃焼に最適な運動強度

    全身の脂肪酸のエネルギー分解は、運動強度が65%VO2max(最大酸素摂取量)で最大となり、一方で20%VO2maxと85%VO2maxでは脂肪の分解は低い。
    (参考:厚労省「e-ヘルスネット」)

    最大酸素摂取量は、その名の通りどれだけ心肺機能が高いかを調べるための評価ですが、残念ながら一般の我々が知ることはできません。

    なので、ざっくりとお伝えすると、運動時の心拍数が90~120拍/分くらい。主観的な感覚では、運動しながら会話はなんとかできるが、やや呼吸が苦しいと感じる強度。これがいわゆる中等度の運動強度になります。

    脂肪燃焼するための運動方法

    前述したように、糖質→脂肪の順番にエネルギーは利用され、まず糖質を枯渇させる必要がある。ランニングなどを30分以上行うのもいいが、それ以外に効果的な方法として以下の2つのパターンがある。

    1. 筋トレ→有酸素運動をする
    2. 空腹状態で有酸素運動を行う


    ①に関しては、筋トレをすることによって激しく筋肉を動かすため、エネルギー源である糖質をたくさん利用する。そのあとにランニングを行うことで、体の糖質が少ないので脂肪をエネルギーとして体を動かすことになる。それ以外にも、筋トレを先に行うと一時的に筋肉が興奮状態になり代謝が高まるため、その後の有酸素運動による脂肪燃焼効果も高くなる。

    【例】
    ジム:マシントレ→ランニングマシン
    自宅:スクワット→ランorウォーク
    →流行りのHIITもこれらの一種ですね。

    ②の空腹状態での有酸素運動に関しては、そもそも運動開始前から体内エネルギーが少ない状態なので、運動で利用できる糖質も通常より少なくなっている。そのため、早い段階から脂肪をエネルギーとして利用しはじめるため、脂肪燃焼効果は高くなる。

    空腹状態での運動は、低血糖・貧血症状などにより運動困難な状態になる可能性もあるため要注意。

    空腹状態での運動はあまりおすすめではないが、一つの方法として覚えておきましょう。過度にやりすぎるとかえってダイエットに失敗することになります。常に自分の体と向き合いながら、試行錯誤していくことが大切です。

    また、運動が苦手な方で筋トレ→有酸素といっても、どんな筋トレをしたらいいかわからないですよね。そういった方は、「初心者が最初にやるべき5種目」を参考にしてみてください。


    さいごに

    筋トレより有酸素運動(ランニング)の方が痩せやすい理由を解説しました。しかし、筋トレが痩せないわけではありません。筋トレと有酸素運動どちらが苦手かも人それぞれ。自分が継続できる運動内容を選択し、効果を確認しながら実施していくことが大事です。

    筋トレした方が調子がいい人や、ランニングをした方が調子がいい人、筋トレの最後に有酸素を加えた方が調子がよくなった人もいるはずです。効果に悩んでる人は、本記事を参考にして色々チャレンジしてみましょう。

    以上、みのっちでした。

  • 【太る人必見!】プロテインは飲み方次第で太る。プロテインを飲んで太る人の4つの原因とその改善方法を解説。

    【太る人必見!】プロテインは飲み方次第で太る。プロテインを飲んで太る人の4つの原因とその改善方法を解説。


    こんにちは、みのっちです。みなさんの周りには、ダイエットするためにプロテインを飲んだけど、逆に太ってしまった方はいませんか?もしくは、そんな経験をしたことありませんか?そういった人たちは、プロテインは太るという認識になってしまっていることでしょう。

    プロテインは、基本的には太る飲み物ではありません。しかし、飲み方次第で太ってしまうこともあります。そこで今回は、プロテインを飲んで太る人の原因について解説していきます。このポイントさえ注意しておけば、ほとんどプロテインで太ることを防ぐことができます。

    本記事でわかること

    1.プロテインを飲んで太る人の原因
    2.プロテインの太らない飲み方
    3.プロテインは太る飲み物なのか?


    それでは早速いきましょう。


    プロテインを飲んで太る人の4つの原因

    ダイエットで減量したいはずなのに、プロテインを飲んだらなぜか太る人。この人たちの原因はいったい何なのでしょうか?原因となる要素は以下のとおり。

    1. 牛乳で溶かして飲んでる
    2. 食事内容が普段と同じ
    3. プロテインの糖質・脂質を考えてない
    4. 依存して飲み過ぎてる


    これをひとつずつ解説していきます。

    牛乳で溶かして飲んでる

    プロテインを飲む場合、水で溶かすか牛乳で溶かすか迷う人は多い。それぞれメリット・デメリットはあるが、ここで注意しておきたいのは、水の場合はカロリーゼロだが牛乳の場合はカロリーゼロではないということである。

    牛乳の栄養成分(100gあたり)

    エネルギー:67kcal
    炭水化物:4.8g
    脂  質:3.8g
    たんぱく質:3.3g


    つまり、プロテイン1杯の栄養成分にプラスαで上記の牛乳のカロリーが追加されることになる。例えば、プロテイン1杯が100kcalで脂質が1gの商品を牛乳で割ると、167kcalに脂質4.8gの飲み物になってしまう。脂質も1gと4.8gでは大きな違いであり、この牛乳のカロリーをみんなは見逃しがちになることが多いので注意しておこう。

    改善・対策

    プロテインは牛乳でなく、水に溶かして摂取するようにしよう。水であれば追加カロリーがないので、プロテインだけの栄養計算をすれば大丈夫です。

    牛乳で割って飲むことが悪いわけではないので、勘違いしないよう注意したい。水と比べてカロリーが追加されるだけのこと。牛乳の方が甘味が出ておいしく飲めたり、カルシウムなどのその他の栄養素も摂取できるためメリットとなることも多い。

    食事内容が普段と同じ

    そもそもプロテインは、飲めば痩せる、飲めば筋肉がつくというものではない。しかし、ダイエット=プロテイン飲む、という安易な知識で飲む人は多い。基本的に痩せるか太るかは、普段の食生活と運動習慣で決まるものです。つまり、普段の食事やお菓子類の摂取の量を改善せずにプロテインを飲むと、単にプロテインのカロリーが追加されるだけである。

    例えば、普段の1日の摂取カロリーが2,000kcalだとすると、これにプロテイン1杯約100kcalが追加されるため2,100kcalに増える。しかし、プロテインを飲むことによっていつもの摂取カロリーが2,000kcal→1,700kcalに抑えられることができれば、プロテイン摂取によって減量することができるでしょう。

    対策・改善

    プロテインを摂取する代わりに、お菓子などの嗜好品や食事(ご飯)などの量を少し減らしてみよう。つまり、食事との置き換えです。ポイントは食べ物のカロリー。プロテイン約100kcalに対し、置き換えた食事が100kcal以上であれば、1日の総摂取カロリーを下げることができます。

    プロテインの糖質・脂質を考えてない

    プロテインは、たんぱく質を摂取する飲み物であることに間違いではないが、プロテイン=たんぱく質だけ摂取できると思っている人は多い。

    プロテインはたんぱく質を優位に摂取できるよう特化した商品なだけで、どのプロテインにも当然糖質と脂質は少量含まれている。つまり、普段の食事の糖質・脂質計算にプロテインの糖質・脂質を加えないといけないということ。

    プロテインに糖質や脂質が含まれている理由は、①おいしい味を出すためにやはり少なからず必要である、②筋肉を増やすためにはその分少し脂肪なども身につけないといけないから、③たんぱく質をより効率よく吸収するよう促進させるため、などである。

    脂肪をつけずに筋肉のみをつけるのは理想だが、筋肉量を増やすには少なからず脂肪も身につけないとなかなか難しいのです。

    対策・改善

    普段の食事計算にプロテインの栄養素も忘れず追加しておこう。たんぱく質量はみんな気にするが、特に炭水化物と脂質は忘れがち。メーカーによって含量は異なるため、しっかり商品の栄養成分表をチェックしておきましょう。

    依存して飲みすぎ

    プロテインはあくまで食事での栄養摂取のサポートだと考えた方がいい。なので、基本は食事改善をしてダイエットなどを実行していかなければならない。

    しかし、プロテインを飲めば簡単にたんぱく質が15~20g摂取できるので、これだけ1日に3杯くらい飲んで45~60gの摂取にしようとする人も多い。運動や筋トレをしてる人であれば問題ないが、運動も何もせずにプロテイン1日3杯はやや多い。

    例えば薬なんかでも、体に良い影響なはずだけど過剰摂取すると体に悪影響に作用するのと同じ。何事も過剰摂取するのは体に毒です。プロテインも自分の生活スタイルや運動量に見合った量を摂取し、食事改善を行いながらプロテインに頼りすぎないよう注意しておきましょう。

    対策・改善

    まずは、食事だけでたんぱく質量を計算し、摂取量が足りなかったらプロテインを飲むようにしましょう。依存すると、プロテインが第一優先になってしまうため、優先順位を①食事、②プロテインに変更しよう。もしくは、筋トレをした時のみプロテインを摂取するというルールもありかもですね。


    プロテインは太りやすい飲み物なのか?

    そもそも、プロテインは太るような飲み物なのか?これについて、解説していきます。

    プロテインは太る飲み物ではない

    結論として、基本的にプロテインは太るような飲み物ではありません。前述した太るような飲み方をしている人は太るかもしませんが、プロテインはお菓子と違って低カロリー・高たんぱくな商品であることを理解しておきたい。

    これは、カロリーと脂質が格段に抑えられている食品でも同じこと。プロテインには糖質も脂質も含まれてますが、チョコレートに比べるとかなりカットされてます。でも、元々チョコレートを食べることが多い人が「プロテインを飲み始めて太った、だからプロテインは太るからやめた」これは先ほどからお伝えしてるように太ります。なぜなら、チョコレート+プロテインのカロリーだから。

    でも、プロテインをやめてもチョコレートは食べるのやめないですよね?このへんが皆さん勘違いしてるところです。栄養素で説明すると、低カロリー・高たんぱくのプロテインをやめて、高カロリー・低たんぱくのチョコレートを継続するんですよ?ふつうは逆ですよね。これに気付かないひとは、太るのはプロテインのせいだと思い込んでしまいます。

    なので、ほんとにプロテインが原因なのかは、いま一度自分の食事を振り返ってみましょう。プロテインは飲み方次第では太りますが、基本的には太るような飲み物ではないことを覚えておきましょう。

    メーカーによって成分が違う

    プロテインの種類は迷うほど多くなり、当然商品によって含有量は異なる。一般的な食品に比べると圧倒的に低糖質・低脂質なのでそこまで太る原因にはなりにくいが、他のプロテインと比べると炭水化物や脂質が高いものもあり、その分カロリーも違う。

    プロテインの平均目安

    炭水化物:2~2.5g
    脂  質:1.0g


    炭水化物が2.8~3g以上、脂質が1.5g以上になるとやや多い印象です。特に海外製品は、めっちゃ甘ったるい感じがあり、その分脂質量も多い傾向にあります。国産メーカーでも、プロテインの目的が「増量」的な商品だと、炭水化物と脂質の含量はやや高めになります。味としては、チョコレート・ココア・抹茶・バニラなどの甘い系の味は、こちらも炭水化物と脂質が高い傾向にあります。逆に柑橘系の味であれば、さらに低カロリーで脂質も0に近いことが多いです。

    なので、プロテインを飲むにしてもしっかり栄養成分表を見た上で購入することが大事。飲めば筋肉がつく、飲めば痩せれるものではありません。あくまで補助的な役割として理解しておきましょう。


    さいごに

    いかがでしたか?今回は、プロテインを飲むとなぜか太る人の原因について解説しました。プロテインは低カロリー・高たんぱく商品のため、基本的には太るようなものではありません。摂取したら太ってしまった場合は、前述した原因を参考にして改善してみてください。その他の原因としても、そもそも本当にプロテインが原因なのか?ということにも目を向け、普段の食事や嗜好品なども見つめ直してみましょう。

    このように、試行錯誤を繰り返して問題点を改善し、良い食生活を身につけていくことがダイエット成功へとつながります。そして、プロテインを飲むことは必須ではないので、そういった方は別の記事の「プロテインを飲まなくてもいい4つの理由」を読んでみてください。ここには、プロテインを飲まなくてもいい理由・飲まないことによるデメリット・こんな人は飲まなくてもいい、というテーマで簡単に解説しています。

    プロテインを飲むにしても、しっかり知識を身につけて正しい飲み方をしていきましょう。

    以上、みのっちでした。

  • 【体脂肪は不必要なのか?】体脂肪を落とす前に知っておきたい体脂肪の役割や特長を簡単に解説

    【体脂肪は不必要なのか?】体脂肪を落とす前に知っておきたい体脂肪の役割や特長を簡単に解説


    こんにちは、みのっちです。みなさんは、体脂肪や脂肪と聞くと悪いイメージしかないように思ってませんか?特にダイエットをしている人は、体脂肪を落とすことに日々努力をしていることでしょう。

    ところで、みなさんは体脂肪についてどれくらい知っていますか?何となく悪いからってだけで脂肪を落としてませんか?正直なところ、人間の体に不要なものなんてないのです。つまり、体脂肪も過剰につくのは悪影響だが、良い役割をしてくれる部分もあるのです。

    今回は、そんな体脂肪についての基礎知識を簡単に解説していきます。

    本記事でわかること

    1.なぜ人の体には脂肪がつくのか
    2.体脂肪にはどんな特長があるのか

    それでは早速いきましょう。


    体脂肪が体に必要な理由

    そもそも体脂肪とはいったい何なのか?これについて以下に解説していきます。

    人の体と体脂肪

    体脂肪とは、文字通り体についた脂肪のこと。人の体には、筋肉・骨・靭帯・脂肪など様々な組織があります。

    人の体の約60%は水分で構成されており、その他には内臓・筋肉・骨などの固形成分が約22%、残りの約18%が脂肪といわれています。

    みなさんが普段食べる肉をイメージしてみてください。どの肉にもたいてい脂身の部分がありますよね。人間の体も同じように、筋肉の部分と脂肪の部分があるのです。

    この組織構成の比率はあくまで平均値です。当然この数値には、年齢・性別などによって変化し、個人差もあります。参考程度に捉えておいてください。

    体脂肪の役割

    ダイエットをしてる人は、体脂肪をなるべくつけたくなかったり、むしろ体脂肪は全くない方がいいとすら思ってる人もいることでしょう。しかし、体脂肪も低ければ低いほどいいというわけではありません。

    前述したように、人の体には不必要なものはないのです。つまり、普段悪者にされる体脂肪にも人の体を守るために大事な役割を担っているのです。その役割とは以下の通り。

    1. 外的刺激からの衝撃緩和
    2. 保温
    3. 栄養の貯蔵

    体脂肪は誰もがわかる通りぷにぷにしてるため、物が当たった時などの衝撃を緩和するクッションの役割をします。そして、脂肪は体を動かすエネルギー源にもなるため、いざという時(体内エネルギー不足の時など)のために栄養を貯蔵しているのです。

    このように、体脂肪は人が生きていく上で重要な役割を担っているため、過剰な体脂肪は悪影響だが、ある程度は必要な組織なのです。


    体脂肪はなぜ増えやすいのか?

    体脂肪が適度に必要なのはわかったが、でもなぜかめっちゃいっぱい脂肪って身に付きますよね…。ではなぜ、望んでない程の過剰な量の脂肪が体についてしまうのか?これには2つの理由があります。それは以下のとおり。

    体脂肪が増えやすい理由

    1.脂肪組織は膨らみやすい
    2.食品に過剰に含まれてる

    これについて一つずつ解説していきます。

    脂肪細胞は膨らみやすい

    なぜ、体脂肪がつくことをみんな嫌うのか?言うまでもなく太ってるように見えるからです。過剰な体脂肪は見た目がカッコ悪いだけでなく、病気にもなりやすくなります。

    体脂肪がつくと太って見えるのはなぜか?それは、脂肪細胞は膨らみやすいからです。体脂肪を構成する脂肪細胞は、栄養素を取り込むと膨らみ、そこから分裂して数を増やします。そして恐ろしいことに、脂肪細胞が分裂して増えるのには上限はない。つまり、いくらでも増えるということです。筋肉は勝手に身に付かないのに、脂肪は勝手にかつ無制限に増える。人の体って不公平ですよねw

    なので、必要以上に摂取すればするほど脂肪はどんどん膨らんで分裂を繰り返すので、当たり前のことですが過剰摂取には注意しましょう。

    脂質は食品に多く含まれてる

    体脂肪がつくのは、基本的に食べ物からです。そもそも食品には、どの栄養素よりも脂質が含まれてる割合が大きく、脂質だけでなく脂肪として蓄積される成分も多い。そのため、何も気にせず食事してると、だいたいの人は体脂肪となる成分を過剰摂取してることになります。

    それに食事だけでなく、お菓子などの甘いものも食べますよね?お菓子が太りやすいことは誰でもわかるので、このへんは割愛します。基本的に糖質と脂質の食べものですからね。悲しいことに、人がおいしいと感じるものはカロリーが高く、脂肪分も多く含まれているのが現状。

    最近では、人工甘味料を使用した低カロリーでもおいしい商品がたくさん売っています。体脂肪を過剰につけないためにも、このような低カロリー商品の購入は一つの選択肢として、上手く活用してきたいところです。


    皮下脂肪と内臓脂肪の違い

    誰でも一度は聞いたことがあると思うが、人の体の脂肪には2つの種類がある。一つは「皮下脂肪」、もう一つは「内臓脂肪」である。このそれぞれの特長について以下に解説していきます。

    皮下脂肪

    皮下脂肪とは、皮膚の下にある脂肪のこと。一般的に太って見えたり、表面から触ってやわらかい感触がするのは皮下脂肪が多いからです。皮下脂肪は全身に身につき、男性より女性のほうが少しふっくらして見えるのは、この皮下脂肪の違いからくるものです。

    皮下脂肪は全身に身につきますが、その中でも特に腹部や下半身に多くつきやすい傾向にある。このように全身的な皮下脂肪による肥満を、一般的に皮下脂肪型肥満と呼ぶ。

    この皮下脂肪が、主にエネルギーの貯蔵・気温変化による保温・外刺激からの衝撃緩和の役割を担っている。

    内臓脂肪

    内臓脂肪は、文字どおり内臓に近い部分にある脂肪のことを指す。つまり、表面的な場所にある皮下脂肪と違い、体の深部にある脂肪のこと。内臓脂肪は、内臓の位置を固定する役割を持っていますが、増えすぎるとお腹がぽっこりと出てきます。これは、内臓はお腹付近に集中して位置しているからです。

    そして、皮下脂肪と内臓脂肪の違いで大きな問題となるのが、内臓脂肪は増えすぎると病気になりやすいということです。よく耳にするメタボリックシンドロームです。メタボは内臓脂肪の蓄積がきっかけとなり、脂質異常症・高血圧・糖尿病や他にも様々な病気を引き起こす原因となります。

    一般的に誰でも簡単に確認できる、内臓脂肪量が危険とされる基準は以下のとおり。

    1. BMIが25以上
    2. 腹囲周径が、男性:85cm以上、女性:90cm以上


    内臓脂肪面積が男女ともに100cm2以上だと病気のリスクが上がり、上記の腹囲周径が内臓脂肪面積100cm2に相当するとされています。詳しいメタボ判定は厚労省HPをご確認ください。


    内臓脂肪の蓄積はなぜ病気になりやすいのか?それは、内臓脂肪は皮下脂肪より活性度が高く、脂肪細胞からさまざまな物質を分泌して体に悪影響を与えるのです。しかしその一方で、活性度が高いということはエネルギーとして放出もされやすいということ。つまり、内臓脂肪は皮下脂肪に比べて、身につきやすくもあるが落ちやすさもあるのが特長となります。


    さいごに

    今回は、体脂肪の基礎知識について解説しました。体脂肪と聞くだけで悪と捉えられがちですが、体にとっては必要不可欠な組織。ダイエットをしてる人は脂肪をなるべく落としたいと考えるかもしれませんが、その前にこういった体脂肪の良し悪しもしっかり理解した上でダイエットをしていきましょう。体脂肪率に関しても、基準範囲が定められているということは、下限値と下回るのも体的に良くないということ。何ごとも過剰になりすぎず、適度な範囲を心掛けて健康を手に入れていきましょう。

    以上、みのっちでした。

  • 【覚えておこう!】炭水化物・糖質・糖類の違いと、糖質ゼロと糖類ゼロの基礎知識を解説

    【覚えておこう!】炭水化物・糖質・糖類の違いと、糖質ゼロと糖類ゼロの基礎知識を解説

    こんにちは、みのっちです。ダイエットや健康を気にする人が多くなり、「糖質」という言葉をよく耳にするようになりました。炭水化物は太ると思って、糖質制限や糖質オフの商品を購入する人も多いはず。

    しかし、商品をよく見ると「糖質ゼロ」と記載されてるものと、「糖類ゼロ」と記載されてるもの、さらに「砂糖不使用(またはノンシュガー)」と記載されてるものもあります。これらの違いは一体何なのでしょうか?そして、炭水化物=糖質と思ってる方も多いが、正しい定義は少し違うのです。

    今回は、これらの糖質系の分類を解説していきます。これにより、商品の「糖質」「糖類」「砂糖」と記載されてる理由が分かり、正しく見分けることができるようになります。

    本記事でわかること

    1.炭水化物や糖質の違い・分類
    2.糖質ゼロや糖類ゼロの違い

    それでは早速解説していきます。


    炭水化物・糖質・糖類の違い

    炭水化物・糖質・糖類という言葉は、一度は見たことや聞いたことがある言葉であるが、何となく全部一緒の「糖分」として認識している人も多いはず。大きく考えると間違いではないが、おおざっぱに捉えすぎると商品を買う時に間違った選択をしてしまう可能性があるので要注意。そのため、基礎知識として炭水化物・糖質・糖類の違いを順に解説していきます。

    炭水化物・糖質の違い

    炭水化物とは、三大栄養素のうちのひとつであり、糖質と食物繊維を合わせたものである。この炭水化物から食物繊維を抜いたものが糖質となります。

    一方糖質とは、炭水化物の一部であり、炭水化物から食物繊維を抜いたものが糖質となる。糖質は体内でブドウ糖に分解され、体や脳のエネルギー源として利用される重要な物質です。そのめ、ダイエットなどで糖質を制限しすぎると、エネルギー不足により疲労感・だるさ・集中力の低下などの症状が起こる。

    糖質・糖類の違い

    糖質は、細かくすると糖類・多糖類・糖アルコールなどに分類され、さらに糖類には単糖類・二糖類に分類される。つまり、糖類は糖質の一部ということであり、逆に捉えると糖類・多糖類・糖アルコールなどの総称を糖質と呼びます。

    糖類は、糖質と同様に体のエネルギー源となり、食後の血糖値を直接上げる要因にもなります。そのため、摂取しすぎると太りやすくなるのも糖類ということになります。

    糖質と糖類では定義や分類は違うが、広く捉えると同じといえば同じ仲間なので、糖質=糖類でも間違いではありません。しかし、この分類を覚えておかないと、食品表示を見たときに誤解をしてします可能性があるので、しっかり覚えておきましょう。

    【糖分とは?】
    たまに「糖分」とういう言葉が使用されることがあるが、定義上では糖分という分類は存在しない。ほとんどの場合、甘い物を全般的に指す広い意味で「糖分」という言葉が使用されることが多い。


    糖質ゼロと糖類ゼロの違い

    スーパーやコンビニなどでも最近よく見かける低カロリー商品。低カロリーだからといって何気なく買っている人も多いのではないでしょうか?しかし、よく見ると「糖質ゼロ」と「糖類ゼロ」と記載されています。

    もちろんメーカーは意図的に記載してるので、この意味を理解しておかないと知らないうちに意外とカロリーを摂取してしまう危険があります。これについて詳しく解説していきます。


    糖質ゼロ

    糖質ゼロということは、糖類・多糖類・糖アルコールなど糖質に分類されるもの全て含まれていないということ。つまり、甘みを感じて太りやすい物質は全て含まれていないことになります。

    しかし、糖質ゼロの商品でもしっかり甘味を感じて、美味しく食べれるようになっていますよね?それは、糖質成分の代わりに天然甘味料や人工甘味料を使用して甘味を出しているからです。日本の食品でよく使用されている甘味料は以下のとおり。

    天然甘味料

    1.ステビア
    2.甘草(グリチルリチン)

    人工甘味料

    1.スクラロース
    2.アセスルファムカリウム
    3.アスパルテーム


    基本的には、人工甘味料自体はノンカロリーな事が多いが、ゼロではない事もあるので注意が必要です。このような人工甘味料についての詳しい特長は、「人工甘味料の種類と特長」の記事をご参照ください。

    また人工甘味料は、砂糖の代わりに甘さを出すことができ、かつ低カロリーで血糖値も上がらないので理屈的には太らない成分ですが、依存しすぎると悪影響になる可能性もあるため、何事も過剰摂取には気を付けましょう。

    しかし、糖尿病などの生活習慣病の改善の治療などにも使用されることもあるため、人工甘味料が一概に悪いわけではなく、使い方次第では体には良い影響を与えてくれます。これに関しても別の記事の「人工甘味料は使い方次第」に詳しく解説してますので、あわせて読んでみてください。

    糖類ゼロ

    糖類ゼロは糖質ゼロとは違い、前述した分類でいうと単糖類・二糖類が含まれていないということになります。これも、一番甘みを感じたり血糖値が上がりやすい糖類がゼロだから=甘くない、というわけではありません。

    糖質ゼロと同じく人工甘味料などを代わりに使用したり、糖類には分類されない多糖類・糖アルコールは含まれている可能性はあります。つまり、糖類ゼロに関しては糖質ゼロよりカロリーが高い可能性もあり、言い換えると太りやすい要因も高いといえます。

    そのため、ここでよく理解しておきたいのは、「糖質ゼロ→糖類ゼロ」であっても「糖類ゼロ→糖質ゼロ」ではないということ。なので、広く捉えると糖質も糖類も同じ仲間ではあるが、糖質ゼロの商品と糖類ゼロの商品は同じカロリーではないので、購入するときはこれらをよく理解して注意しておきましょう。

    栄養成分表の表示トリック

    食品のパッケージに記載されてる栄養成分表示には、消費者庁により様々な規定がある。その規定をクリアして成分表示はしているが、一般の人には誤解しやすい表示方法が2つあり、是非この規定だけでもしっかり覚えておこう。

    ゼロと表示できる規定について

    栄養成分の表示は「たんぱく質〇〇g、炭水化物○○g」みたいに表示されていますが、含有量が規定値以下だと「0(ゼロ)」と表示していいことになってます。具体的には以下のとおり。

    ゼロと表示できる量

    1.たんぱく質:0.5g
    2.脂 質:0.5g
    3.炭水化物:0.5g
    4.糖 質:0.5g
    5.糖 類:0.5g

    上記の量以下の含有量のときは、ゼロと表示していいことになっています。つまり、糖質ゼロだからといって油断してると実は0.5g糖質が入ってることもあるということです。その他の成分のゼロ表示規定は、消費者庁の「食品表示法ガイドライン(P45)」をご参照ください。

    栄養強調表示について

    商品のパッケージには、その商品の特長となる文字が強調されて記載されてることが多い。例えば「低糖質チョコレート」や「ゼロコーラ」みたいなの感じである。しかし、ここで注意したいのが「ゼロカロリー」と「低カロリー」と「カロリーオフ」はすべて違うということである。もちろんこれにも規定があり、それは以下のとおり。

    含まない旨低い旨低減された旨
    表現例・無○○
    ・○○ゼロ
    ・ノン○○
    ・その他上記に類する表示
    ・低○○
    ・○○ひかえめ
    ・○○少
    ・○○ライト
    ・ダイエット○○
    ・その他上記に類する表示
    ・○○30%カット
    ・○○10gオフ
    ・○○ハーフ
    ・その他、他の食品と比べて栄養成分の量が低減された旨の表示
    消費者庁「食品表示法に基づく栄養成分表示のためのガイドライン」(P14)参照

    ノンカロリーと低カロリーの違いはわかるかもしれないが、ややこしいのは低糖質と糖質オフという表示である。一見、糖質オフ=糖質ゼロと思いがちだが、上記の表示規定をみると「オフ」という表現は「ゼロ」ではない。むしろ、普通よりもややカットされてるだけで、低糖質よりも多く含まれていることになる。

    つまり、糖質を例にして糖質が含まれてる量が少ない順に並べると「糖質ゼロ→低糖質→糖質オフ」ということになる。このへんの表示がかなりややこしいため、しっかり理解した上で購入した方がいいでしょう。

    【注意】ノンシュガーにも気をつけよう

    上記の表示以外に「ノンシュガー(または砂糖不使用)」と書かれている商品にも注意しよう。これはあくまで砂糖不使用(=二糖類「ショ糖」)が不使用なだけで、他の糖質や糖類を含んでいることもあるため、ノンシュガー(砂糖不使用)=低カロリーとは限らないということも覚えておきましょう。


    さいごに

    今回は、炭水化物・糖質・糖類などの基礎知識について解説しました。ダイエット・健康・ボディメイクをしてる人なら、ほとんどの人が聞いたことのあるワードです。しかし、きちんと理解している人は少ない印象。

    ざっくり炭水化物=糖質でも間違いではないのですが、ダイエット商品を購入する時に「糖質ゼロ」と「糖類ゼロ」とで、間違った選択と認識をする可能性は高いです。なぜなら、糖質ゼロと糖類ゼロは意味合いが違うからです。

    各商品にはややこしくて誤解をしやすい強調表示がされているため、正しい知識と理解をもって購入するようにしましょう。


    以上、みのっちでした。